沖縄県立芸術大学

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2015年4月20日月曜日

【“新生!”音楽学部】 ―沖縄文化コースについて(その2)

音楽文化専攻 沖縄文化コース 各ポリシー

"新生"音楽学部にちなみ、今回は、沖縄文化コースの情報(その2)「各ポリシー」についてお伝えいたします。

アドミッションポリシー

沖縄を基軸とした音楽について、文化的な側面から多角的に幅広くアプローチします。講義や演習によって知識の幅を広げ、主体的に学習・発信する能力を養うことはもちろん、実技やフィールドワークを通じて音楽に関する実践的活動を行うことによって、さまざまな社会的ニーズに応えることのできる人材育成のための教育を行います。

次のような学生を求めています。

  • 沖縄の文化や歴史に関心があり、音楽や芸術の理論的・実践的学びによって、その独自性についての理解を深めたいという意欲のある人
  • 幅広い音楽の実践や創造に興味があり、それらを沖縄の文化や歴史の学びによって深化させ、自ら発信したいという意欲のある人
  • 沖縄において音楽文化や社会の仕組みを学び新たな将来的展望を切り開きたいという意欲のある人
カリキュラムポリシー

少人数教育の利点を生かし、学生一人一人にきめ細やかな教育を行います。沖縄音楽を中心としながらも、古今東西の幅広い音楽文化に関する研究テーマから、自らの興味や能力に沿ったカリキュラムをデザインします。

授業は、古典から現代に至る沖縄のさまざまな音楽ジャンルに関する学術研究とアートマネジメント領域の実践活動を主軸にしたカリキュラムで編成されています。

音楽に関する実践的活動を体系化するため、理論演習や学内外の研究機関や地域と連携した研究、フィールドワークなどを行うことにより、音楽に関する実践活動の総合的な構成力と社会への表現技術を養います。

1・2年次
本専攻の基礎となる沖縄文化、音楽理論の基本、文献講読、音楽や芸術のマネジメントに関する科目などを履修します。また、音楽実技についての指導も受けます。これによって、基礎的な知識、技術の習得と、音楽文化と社会のかかわりについて学びます。
3・4年次
音楽実技や音楽理論など各自の専門の研究を深めます。
また、舞台製作や音楽事業を企画・運営する活動(演習・実習)を通して、音楽文化と社会をつなげるための実践的な力を養います。4年次の「卒業研究」(制作・創作・論文)において、大学で学んだ知識をそれぞれの専門分野に基づいて表現・演出します。
ディプロマポリシー

大学及び学部ディプロマポリシーに基づき、教育課程を履修し、卒業年次に論文、作品または研究成果を提出し、所定の成績を修め単位を修得したものには学士(音楽)の学位を授与します。

また、所定の要件を充たした場合、学芸員資格や教員免許状を取得することができます。

お問い合わせ

教務学生課

住所
903-8602 沖縄県那覇市首里当蔵町1-4
電話
098-882-5080
インターネット
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【“新生!”音楽学部】 ―沖縄文化コースについて(その1)

“新生”音楽学部にちなみ、今回は、沖縄文化コースの情報(その1)についてお伝えいたします。

卒業したら、どのような就職に就けるのか?はたまたどんなことを学ぶのか、それに伴う入試対策は?大まかなイメージをお知らせいたします。

就職について

Q.就職の見通しは?
A.プロデュース関係を中心に、舞台や行政、マスコミ、観光関連産業などの分野での活躍が期待されます。これまでにも、音楽学や琉球芸能の卒業生は、放送局ディレクター、広報紙編集者、舞台制作会社スタッフ、IT企業(音楽配信)、劇場運営の財団職員、ホテルマン、旅行ガイド、などの就職実績があります。文化に対する幅広い見識や芸術的な発想が買われているようです。
新設のコースは、音楽(芸能)を多彩に学びながら、しっかり就職の準備もしていくところに、純実技系の専攻とはまた違った特徴があります。
Q.どんな免許・資格が取れますか?
A.中学校・高等学校の音楽科の教員免許状が取得できます。沖縄文化コースはリテラシー教育に力を入れているので、採用試験にも強い学生が養成されることになります。教職希望者にとっては有利でしょう。さらに、博物館の学芸員資格も取得可能です。

教育内容について

Q.主に、どんなことを学ぶのですか?
A.必ず学ぶ科目は次のような科目です。
  1. 沖縄の文化、伝統音楽や舞踊、現代の芸能についての知識を学びます。
  2. 三線音楽か、琉球舞踊のいずれかの実技を学びます。
  3. アートマネジメント、舞台を作る技術や、社会全体にプロデュースしていく方法について学びます。
  4. 4年間の集大成として、舞台作りのプランを立てること、新しい舞台作品を作ること、または、音楽文化について研究して論文にまとめることの何れかに取り組みます。
Q.他に、どんなことを学ぶのですか?
A.自由に学べる特徴的な科目は次のような科目です。
  1. 日本やアジアの音楽についての幅広い知識が得られます
  2. インドネシアのカムランや日本の雅楽の演奏、また、その他の西洋、琉球の楽器演奏が学べます。
  3. ポピュラー音楽の理論、琉球古典音楽や組踊の新たな創作理論が学べます。
  4. 島々に伝わる民俗芸能を探索します。

入試について

Q.小論文では何が必要ですか?
A.音楽と人間や文化との関係に興味をもって考えることができることが大切です。いろいろな本を読んだ経験、いろいろな音楽(クラシック、ポップス、アジアの音楽)を聴いた経験、コンサートに行った経験、舞台で演奏した経験があると、小論文を書くときに役立つと思います。自分の言葉で800字くらいにまとめられる練習をすると良いです。オープンキャンパスや音楽講習会などで指導を行っていますので、利用して下さい。
Q.楽典はどんな準備が必要ですか?
A.音楽大学を受験するような準備は必要ありません。楽譜の読み方を中心に、中学校の教科書に書かれている程度の知識で解答できる内容が中心です。
Q.実技は何をすればよいですか?
A.音楽(舞踊)に親しんでいることを求めていますので、種目の条件や課題曲はありません。自由です。何か音楽(舞踊)の演奏・演技をしてください。
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2015年4月14日火曜日

造形芸術研究科比較芸術学専攻 9月試験について

造形芸術研究科比較芸術学専攻では平成27年度(平成28年度入学者)から9月試験を実施致します。
詳しくは、近日発行予定の学生募集要項をご覧ください。

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