平成29年度 沖縄県立芸術大学附属研究所文化講座
『IIIFで拓く、イメージ資料活用の可能性』
International Image Interoperability Framework、略してIIIF(トリプルアイエフ)は、デジタルアーカイブにおいて画像を公開し共有するためのあらたな国際的枠組みです。これは、英国図書館、フランス国立図書館、プリンストン大学、イェール大学など、世界の有力機関が参加している、国際的なコミュニティに基づく活動です。規格が統一されることにより、世界中のどこのデジタルアーカイブの画像ファイルでも、その情報を自分のビューワに読み込ませて、鑑賞、比較研究などさまざまな用途に自在に使うことができるようになりました。IIIFは、デジタル・アーカイブの公開・運営に一大革命をもたらすばかりでなく、人文学研究自体にも新たな可能性を拓くものと期待されています。
本企画では、日本におけるIIIFの動きをリードしてきた、永崎研宣氏(人文情報学研究所主席研究員)にIIIFの概要説明およびイメージ資料の実践的活用のデモンストレーションをお願いし、最新動向を紹介する場としたいと思います。
講座概要
日時
平成29年12月16日(土) 13:00〜14:30
場所
附属研究所3F 小講堂
那覇市首里金城町3-6(芸大首里金城キャンパス内)
入場料
無料
対象
一般県民
主催
沖縄県立芸術大学附属研究所、比較芸術学専攻
後援
- 沖縄県立芸術大学附属図書・芸術資料館
- 日本デジタル・ヒューマニティーズ学会
- 東京大学大学院人文社会系研究科人文情報学拠点
お問い合わせ先
沖縄県立芸術大学附属研究所
- 住所
- 〒903-0815 那覇市首里金城町3-6
- TEL
- 098-882-5040
- FAX
- 098-835-5711
- インターネット
- お問い合わせフォーム