科学研究費補助金(若手研究(B))「戦後沖縄における美術に関する研究環境整備に向けた文献資料データベースの構築」関連事業
現代アート研究会・沖縄 vol.5
アートと国家のかたち
- ゲスト講師
- 柳井 信乃(美術家)
- 聞き手
- 土屋 誠一(沖縄県立芸術大学講師)
日本近代という国家のかたちについて、アートによって思考する気鋭の美術家である柳井信乃。柳井はここ最近から、彼女の作品におけるテーマの延長線上として、沖縄をフィールドとしてリサーチを開始しています。
今回の柳井の沖縄滞在を期に、柳井のこれまでの活動を振り返りつつ、アートによって国家を考えるとはいかなることか、また、社会に拮抗するアートの自律的領域とはどこに所在するのかを、考える機会になるでしょう。
開催概要
- 日時
- 2014年1月20日(月) 18:30〜20:00
- 会場
- 沖縄県立芸術大学 首里当蔵キャンパス 一般教育棟3階 大講義室
- 入場料
- 無料(どなたでもご入場いただけます)
講師略歴
柳井 信乃(やない しの)
1979年、奈良県生まれ。音楽や日本画を学んだ後、2012年、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。映像を主体とした美術作品を展開している。近年の主な展覧会に、「10年代の終戦」展(eitoeiko 2012年)、「夢か、現か、幻か」(国立国際美術館 2013年)、「すばらしい新世界 再魔術化するユートピア」(青森県立美術館 2013年)などがある。
お問い合わせ先
芸術学専攻 土屋研究室
- TEL
- 098-882-5026
- tsuchiya@okigei.ac.jp